ビル管理(設備管理)ってボイラーを取り扱うの?【ボイラー技師の必要性】

ビル管理(設備管理) ビルメン ボイラー

ビル管理(設備管理)は建物内の設備の点検や保守がメインの仕事です。

ビルメンテナンス(略して、ビルメン)とも呼ばれますね。

本記事では、ビル管理の仕事では、ボイラーを取り扱うのかと言うテーマについて解説しています。また、ボイラー技師の資格の必要性もまとめています。

こんな方にオススメの記事です

  • これからビル管理(設備管理)の仕事に転職予定
  • 2級ボイラー技師の資格を取得しようと考えているけど、ビルメンに必要か気になる
  • ボイラーってビル管理の現場でどんな風に使われているか知りたい

僕自身、ビル管理の仕事は5年程で、1級ボイラー技師を取得しています。体験談等も踏まえて解説していますので、是非最後までご覧ください。

ビル管理(設備管理)の現場ではボイラーを取り扱うのか?

ボイラー

結論として、ビル管理の仕事ではボイラーを取り扱います。

ボイラーが作り出す蒸気(温水)は建物内の色々な用途に使われます。

ボイラーが作り出す蒸気(温水)は幅広く使われる

具体的には以下のような用途に使われます。

  • 暖房・加湿
  • 貯湯槽
  • 吸収式冷凍機
  • 温泉、大浴場
  • プール

暖房・加湿

ボイラーで作られる蒸気(温水)がメインで使われるのは暖房や加湿ですね。

空調機や外調機に蒸気(温水)を通すことで、暖房や湿度調整ができます。冬場なんかは必須です。

貯湯槽

貯湯槽とはお湯を作る設備のことです。作られたお湯は建物内の手洗いや厨房などで使用されます。

上水(水道水)とボイラーの蒸気を熱交換することで、お湯にすることができます。

吸収式冷凍機

吸収式冷凍機はボイラーとは反対で、主に冷房に使われる冷水を作り出す設備です。

しかし、吸収式冷凍機の再生器と呼ばれる部分では、加熱が必要になるのでボイラーの蒸気が利用されます。

温泉、大浴場

温泉や大浴場は温度管理が重要です。

ボイラーが作る蒸気を使って温度調節をします。

プール

温泉と大浴場と同様にプールもボイラーの蒸気を使って温度調節をします。

最近では、ボイラーが無い現場も増えている

上記では、ボイラーが作る蒸気(温水)は建物内で色々な用途に使われていることについて解説してきました。

しかし、ボイラーが無い現場も増えてきているのも事実です。

例えば、オフィスビルなどですね。

オフィスビルだと、暖房や加湿にしか蒸気(温水)を使わないので、ボイラーじゃなくても事が足りるケースがあります。パッケージエアコンで暖房できますしね。

また、現場でボイラーを持たずに地域冷暖房施設から、蒸気を供給してもらう現場もあったりします。

こんな感じで、オフィスビルだとボイラーそのものが無かったりするので、ビル管理の現場ではオフィスビルは楽と言われることが多いですね。

ビルメンやるならオフィスビルを目指すべきです|理由は単純明快

もちろん、ボイラーが要の現場もあります

ビル管理(設備管理)の現場では、ボイラーが要の現場もあります。

例えば、ホテルですね。

僕自身、大型ホテルでビルメンをしていたことがありますが、ボイラーは1年中フル稼働でしたね。特に冬と夏はボイラーが特に重要でした。

  • 冬:暖房や加湿に蒸気を使う為
  • 夏:冷房する為に、吸収式冷凍機がフル稼働 → 吸収式冷凍機を使う為に蒸気がたくさん必要

夏はボイラーなんて使わないと思いがちですが、吸収式冷凍機がある現場では夏でもボイラーは運転します。

他にも、ホテルは大浴場、温泉、プール、客室のシャワー、などお湯を使うことが非常に多いので、ボイラーはかなり重要です。(小規模なビジネスホテルなどは除く)

こんな感じで、ビル管理(設備管理)にはボイラーが要となる現場もありますね。

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ビル管理(設備管理)ってボイラー技士の資格は必要なの?

上記で解説してきましたように、ビル管理(設備管理)の現場では、ボイラーを取り扱うので、ボイラー技士の資格は必要です。

ボイラー技士とはボイラーを取り扱うことのできる資格です。

また、ボイラーの伝熱面積の大きさによって、ボイラー技士の有資格者をボイラー取扱作業主任者として、専任しなければならないと法律で決まっています。

ボイラー技士の詳しい内容は別記事でまとめていますので、下記の記事をご覧ください。

【ボイラー技士とは】どんな資格か解説|取得するメリットや種類について

ボイラー技士の免許がいらないボイラーも増えている

最近では、ボイラーの技術的な進化によって、ボイラー技士の免許が無くても取り扱いができるボイラーも増加しています。貫流ボイラーや温水ヒーターなどですね。

その為、ボイラー技士の免許を使うと言う意味では、必要性は少し減少しているかなと思います。

しかし、ボイラー技士の免許がいらないボイラーであっても、仕組み的には一緒です。

仕事で取り扱う以上、ボイラーの知識を得るためにボイラー技士の資格を取得する必要性はありますね。

収入や給料の面からもボイラー技士を取得する価値はある

ビル管理(ビルメンテナンス)会社の多くは資格手当を支給しています。

もちろん、ボイラー技士についても資格手当の対象となる会社は多いです。

  • 2級ボイラー技士 1000円/月
  • 1級ボイラー技士 2000円/月

金額はあくまで例ですが、上記のようにボイラー技士の資格を持っているだけで、毎月の給料がupします。

ボイラー技士は資格の難易度的にそこまで高くないので、資格手当の金額はあまり高くないです。

でも、持っているだけで毎月手当が貰えるのは嬉しいですよね。

ビル管理会社で昇進や昇給する為にボイラー技士は必要

こちらの【独特】ビル管理(設備管理)の世界では資格が重要視される3つの理由の記事で詳しく解説していますが、ビル管理(設備管理)の仕事において資格はかなり重要です。

昇給や昇進の条件に資格が使われることも多いです。

例えば、

  • 第2種電気工事士
  • 2級ボイラー技士
  • 危険物取扱者 乙4
  • 第3種冷凍機械責任者

上記の4つを取得していないと主任に昇格できないなどですね。

2級ボイラー技士はビル管理の資格の中では定番なので、まず間違いなく、取得するように会社から指示が飛んできます。

関連記事:ビル管理(設備管理)に必要な資格一覧|取得するオススメの順番とは

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ボイラー技士を取得したい方に向けて

本記事では、

  • ビル管理(設備管理)の現場ではボイラーを取り扱うのか
  • ビル管理(設備管理)の仕事にボイラー技士の資格は必要なのか

について解説してきました。

ボイラー自体が無い現場や取り扱いにボイラー技士の免許がいらないボイラーも増えて来ているのは事実です。

しかし、ビル管理(設備管理)の仕事において、まだまだボイラー技士の資格は必要です。

本ブログでは、ボイラー技士の資格を取得したい方向けに勉強方法などをまとめていますので、是非ご覧くださいませ。

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