1級ボイラー技士とはどんな資格?独学で合格する為の勉強時間と方法とは

1級ボイラー技士(ボイラー1級)はその名の通りでボイラーを取り扱うことができる資格です。2級ボイラー技士の上位資格になります。

2級ボイラー技士では、取り扱うことのできない大型のボイラーがある現場には必須な資格です。

本記事ではそんな1級ボイラー技士について勉強方法と勉強時間を中心に解説していきます。

こんな方にオススメの記事です

  • 独学で1級ボイラー技士に1発合格をしたい
  • 効率的な勉強方法や勉強時間を知りたい
  • 2級ボイラー技士と比べて、どれくらい難しいのか気になる
  • 受験資格や実務経験についても気になる

僕自身も1級ボイラー技士は一発で合格することができたので、体験談も含めて解説できればと思います。

1級ボイラー技士について【2級との違いは何?】

上記の画像はボイラー1級の免状になります。「一ボイラー」の所に「1」という表記が付くだけです。反対に「二ボイラー」の部分は表記が消えます。

1級ボイラー技士と2級の違いは伝熱面積にあります。

1級ボイラー技士は伝熱面積の合計が500m2未満のボイラー取扱作業主任者となることができる資格です。ボイラー2級が25m2未満のボイラーを対象としているので、上位互換の資格です。500m2以上になると特級ボイラー技士と呼ばれる資格が必要になります。

略してボイラー1級と呼ばれることが多いですが、正式名称は1級ボイラー技士です。

近年では取り扱いに免許自体がいらないボイラーでも対応できる現場が増えて来ていますが、超高層ビルや大型ホテルなどは普通に大型のボイラーを使用しています。その為、ビル管理の仕事においてはまだまだ需要のある資格と言えます。

関連記事:【独特】ビル管理(設備管理)の世界では資格が重要視される3つの理由

1級ボイラー技士(ボイラー1級)の試験概要

受験資格

  • 受験資格:2級ボイラー技士の免状を持っている人など

1級ボイラー技士には受験資格があり、2級ボイラー技士の免状を持っていないと受験することができません。他にも海技士などの実務経験があれば受験資格と認められるケースもあったりしますが、2級ボイラー技士の免状取得後に受験される方が多いです。

試験日程

  • 試験日程:年8回程度(実施されない月もあり)

1級ボイラー技士の試験は年8回程度行われています。2級ボイラー技士と違って毎月は実施していないので、実施されない月もあります。

試験会場

  • 試験会場:各安全衛生技術センター(年に一度、各都道府県で出張試験あり)

試験会場は全国に7箇所ある安全衛生技術センターでおこなわれます。正直、かなりの遠方にあるので受験しにくいです。年に1回それぞれの都道府県で出張試験をおこなっているので、近場で受験したい方は出張試験で受験することをオススメします。

受験費用

  • 受験費用:6,800円

試験形式

  • 試験形式:筆記試験(5択のマークシート)

1級ボイラー技士の試験形式は、資格試験では定番の5択のマークシート形式です。

合格率と難易度

1級ボイラー技士の合格率は50%~60%と高い水準となっています。

2級ボイラー技士の資格を持っている人が受験するので、ある程度の予備知識がある為、合格率が高いと予想されます。

関連記事:1級ボイラー技士の合格率から難易度を考察してみた【簡単or難しい?】

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勉強方法

1級ボイラー技士の試験科目は4つに別れています。

  • ボイラーの構造に関する知識:10問
  • ボイラーの取扱いに関する知識:10問
  • 燃料及び燃焼に関する知識:10問
  • 関係法令:10問

上記の4科目、全てで40%以上正解し、合計で60%以上正解できれば合格となります。一つの科目で最低4問正解していれば、他の科目で挽回することも可能な試験です。

正直、1級ボイラー技士の試験はそこまで難しく考える必要はありません。

2級から1級に上がるのだから相当難しくなりそうと考える方もいらっしゃると思いますが、決してそんなことはないです。2級ボイラー技士と試験内容自体はほとんど変わりません。毛が生えた程度の違いと言っても過言ではないです。

その為、1級ボイラー技士の試験勉強は過去問集を中心に勉強すればOKです!ひたすら過去問題集を反復して行きましょう。

正直、過去問丸暗記だけでも合格できてしまう試験ですが、テキストもあると安心です。

しかし、テキストから勉強するのではなく、過去問題集をひたすら反復して、苦手な分野だけテキストで理解を深める勉強法がオススメですね。テキストから入るとやっぱり効率が悪いです。

1級ボイラー技士の試験は2級の試験に合格した人が受験するので、予備知識がある程度あり、取り組みやすい試験と言えます。内容も2級ボイラー技士と類似しているので難易度は低めです。

No.1
過去問題集から勉強スタート!とりあえず反復しまくる
No.2
過去問題集で苦手な分野をテキストを使って理解する
No.3
タイトル3
過去問題集さらにやり込む

1級ボイラー技士の勉強方法はこんな感じでOKです!

計算問題は出題されるの?

1級ボイラー技士には計算問題がいくつか出題されます。その点が2級ボイラー技士とは少し違うところですね。

しかし、そこまで心配することもありません。出題されると言っても3問程度ですので、全て無視したとしても合格ラインには余裕で届きます。数学だけは苦手という人でも大丈夫です。

出題される計算問題もパターンが決まっているので、意外と得点源になったりします。まずは過去問題集でどんな計算問題がでるのかを把握しておきましょう。ブロー量やボイラーの効率を求める計算問題はかなりの高確率で出題される傾向にありますね。

【1級ボイラー技士】オススメの過去問題集とテキスト

1級ボイラー技士の勉強方法の部分でも触れましたが、ボイラー1級は過去問の反復が大切になるので過去問題集は必須と言えます。過去問題集で苦手な部分を補足するためにテキストがあると尚良しです。

過去問題集


一級ボイラー技士 過去問題・解答解説集

コチラの過去問題集は僕が1級ボイラー技士を合格した時に使用していました。過去10回分の過去問があるので反復には持って来いです。しかし、解説がシンプルなのが少し微妙です。テキストで補足をしていく必要があります。過去問丸暗記には最高の問題集です。


解説までしっかりしている方が良いという人はこちらの問題集がオススメです!

問題数が少し少ないですが、解答に図表があるので理解しやすいというメリットがあります。

テキスト

1級ボイラー技士のテキストは2級と比べてあまり多くはありません。その中でも、「これだけマスター一級ボイラー技士試験」は口コミでも評価が高くオススメです。

過去問で分からない問題を調べる辞書のように使えますよ。

1級ボイラー技士のテキストや問題集について詳しく知りたい方は下記記事をご覧ください。

1級ボイラー技士 テキスト・問題集・アプリ 【1級ボイラー技士】おすすめのテキスト・問題集・アプリを解説【評判は?】

1級ボイラー技士に合格するまでの勉強時間

1級ボイラー技士は過去問の反復が大切になってきますので、過去問題集を数周できる勉強時間は最低限必要になります。

1ヶ月程度あれば、過去問題集を数周し、テキストで理解を深めることも十分に可能です。

2級ボイラー技士の試験から日が浅い人はもっと少ない勉強期間でも合格を目指せます。

反対に2級ボイラー技士の試験からかなりの年月が経ってしまった人は、最低でも1ヶ月の勉強時間は必要かなと思います。一から覚え直さないといけませんからね。

もちろん早めに勉強を開始できる人は、早め早めに行動していきましょう!試験会場も遠いですし、一発で合格するためにも時間に余裕がある人は、早めに過去問題集に取り掛かることをオススメします。

僕が合格した時の勉強時間

僕が1級ボイラー技士に一発合格した時の勉強時間は以下の通りです。

  • 勉強期間:1ヵ月
  • 勉強時間:1日平均1時間程度(試験前日は4時間)

過去問題集をひたすら反復する勉強方法で無事一発合格することができました。テキストに関しては、分からない問題を調べる時に使う辞書のようなイメージで使っていました。ほとんど使っていないですが…

僕が1級ボイラー技士を受験した時は2級の試験から1年半以上経ってからでした。やっぱり1年半も経つと結構忘れているんですよね。過去問題集を解きながら、『ああ!こんな問題あったな!』と懐かしい気持ちになったのを覚えています。

難易度は2級ボイラー技士とはそこまで変わらないので、意外とあっさり合格することができました。

1級ボイラー技士に合格するだけでは免状を貰えない!?

1級ボイラー技士は試験に合格するだけでは免状を貰うことはできないんです。以下の様な実務経験が必要になります。

2級ボイラー技士の免状を貰った後に、2年以上ボイラーを取り扱ったという実務経験が必要(取扱作業主任者として選任していた場合は1年以上で大丈夫です)

しかも、小型のボイラーなどは実務経験として認められないので、意外と厳しいです。

近年では小型のボイラーでも性能が上がっているので、現場に実務経験を見たせるボイラーが無いという可能性も高いです。

ビル管理の仕事をしている方は超高層ビルや大型のホテルに配属されると、実務経験を満たせるボイラーに当たる可能性があるので、1級ボイラー技士の免状を取得できる機会はそれなりにあると思います。僕自身も大型ホテルに配属されたときに取得しました。

実務経験が足りずに免状を取得できなくても、試験合格はずっと有効です。実務経験を満たした時にすぐに免状を貰らうことが可能です。

まとめるとこんな感じです。

  • 1級ボイラー技士の試験に合格
  • 2級ボイラー技士の免状を貰ってから2年以上の実務経験(小型のボイラーではダメ)

この2つが揃った時に初めて、1級ボイラー技士の免状を貰うことができます。

2級ボイラー技士の免状を取得したら、なるべく早めに受験した方が良い

上記で解説した通りで、1級ボイラー技士の免状を取得するには実務経験が必要になります。その為、実務経験を満たしたら1級ボイラー技士を受験しようと考える方が多いと思います。僕自身もそうでした。

しかし、これって結構勿体無いんですよね。ボイラー2級と1級では試験内容にそこまで違いが無いので、すぐに受験した方がスムーズに合格することができます。実務経験を満たしてから受験する場合は、期間がかなり空いてしまいますよね?そうなるとまた一から勉強し直す必要があります。

先に1級ボイラー技士の試験に合格だけしておいて、実務経験を満たせるチャンスが来たら免状を申請する流れが個人的にはかなりオススメです!

関連記事:ボイラー2級を取得後すぐにボイラー1級を受験する3つのメリットとは

最後に

本記事では、1級ボイラー技士について勉強方法と勉強時間と中心に解説してきました。

まとめるとこんな感じです。

  • 1級ボイラー技士と2級ではそこまで難易度は変わらない
  • 勉強方法は過去問の反復でOK!
  • テキストは補足代わりに使うのがオススメ
  • 2級ボイラー技士の試験から期間を開けずに受験すると合格しやすい
  • 試験合格だけでは免状を貰うことができない。(実務経験が必要)

1級ボイラー技士はそこまで難易度が高くない試験なので、合格しやすいです。しかし、免状の取得には実務経験が必要なので意外と持っている人は少ないです。

僕自身、ビル管理(ビルメンテナンス)の仕事をしていますが、2級ボイラー技士を持っている人はたくさんいますが、1級となると激減します。もし、取得できれば周りのビルメンと差別化できますのでチャンスがある人は積極的に挑戦しましょう!

資格手当も1級ボイラー技士の方が高額になるので給料も少し上がりますよ。

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