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ボイラー2級を取得後すぐにボイラー1級を受験する3つのメリットとは

2級ボイラー技士(ボイラー2級)の資格は皆さんご存知かと思います。ビルメン4点セットにも入っており、ビル管理の定番の資格なので取得される方も多いです。

しかし、1級ボイラー技士となると持っている人が一気に少なくなります。理由としては、1級ボイラー技士の免状を取得するにはボイラーを取り扱った実務経験が必要になるからです。

ですが、実務経験が無く、免状を取得できない状況でもボイラー1級の試験を受験することは可能です。(ボイラー2級の免状を取得していれば受験可能)

本記事では、2級ボイラー技士取得後すぐに1級ボイラー技士を受験するメリットについて解説しています。

こんな方にオススメの記事です

  • ビル管理の資格をできるだけたくさん取得したいと考えている
  • 2級ボイラー技士をこれから受験予定、もしくは合格したばっかり
  • 1級ボイラー技士に興味がある

僕は2級ボイラー技士の試験に合格した後、1年半以上空いた後に1級ボイラー技士の試験を受験しました。その経験から本記事を書いております。それでは、早速見ていきましょう!

2級ボイラー技士を取得後すぐに1級ボイラー技士を受験する3つのメリット

ボイラー2級合格後すぐにボイラー1級を受験するメリットは以下の3つです。

  1. ボイラー2級と1級の難易度はそこまで変わらないのですぐに対応できる
  2. 期間を空けないで受験することにより効率が良くなる
  3. 意外と実務経験を満たせる可能性がある

具体的に一つずつ見ていきます。

ボイラー2級と1級の難易度はそこまで変わらないのですぐに対応できる

1級ボイラー技士と聞くと、2級から1級にランクが上がるので、かなり難しい試験と感じてしまう方も多いと思います。しかし、難易度は2級と1級ではほとんど変わりがありません。2級ボイラー技士の試験で勉強したことをそのまま活かすことが可能です。

難易度が変わらず、類似した問題も多いので、2級ボイラー技士を取得後すぐに1級を受験すると流れがスムーズです。もちろんボイラーについて勉強したばっかりなので知識もついていますし、過去問等も暗記していますよね。これがそのまま活かせちゃうのでかなりお得です!

関連記事:1級ボイラー技士の合格率から難易度を考察してみた【簡単or難しい?】

期間を空けないで受験することにより効率が良くなる

2級ボイラー技士の試験に合格後、期間を空けて1級を受験するとまた一から勉強し直す必要があります。資格試験の内容を全て覚えているなんて不可能ですよね。期間が空くにつれてどんどん記憶が薄れてしまいます。

僕も2級ボイラー技士に合格してから1年半後に1級を受験したのですが、見事に結構忘れていました。過去問を見ながら『こんな問題あったな』と記憶を取り戻したのを覚えています。1年半でもこの状態だったので、3、5、10年と経っていたら本当に一から勉強する必要があるなと感じました。

効率を重視するなら、2級ボイラー技士の免状を取得後に、速攻で1級を受験するのがオススメです。すぐに受験すると勉強をやり直す手間が無くなります。

正直、資格試験の勉強をやり直すのは勿体無いです。効率良く資格を取得することで、他の資格を勉強する時間も作れるメリットがあります。

意外と実務経験を満たせる可能性がある

1級ボイラー技士を受験予定の方は以下のように考えている方が多いと思います。

  • 実務経験2年を満たして、免状を取得できるようになってから受験しよう
  • 今の現場には小さいボイラーしか無いから大きいボイラーがある現場に異動したら受験しよう

たしかに近年では取り扱いに免許がいらないボイラーが増えてきていますし、ボイラー自体が現場にないこともあります。その為、1級ボイラー技士の免状を取得する為の実務経験を得るのは少し難しいです。

しかし、実務経験を満たすことができる現場は意外とまだまだあります。超高層ビルや大型ホテルなんかは普通に大型のボイラーがあります。僕も大型ホテルに勤務していた時に1級ボイラー技士の実務経験を満たしました。

こんな感じで、ビル管理の仕事を長くやっていると現場の異動や転職先で実務経験を満たせるボイラーに出会う可能性は十分にあります。事前に1級ボイラー技士に合格しておけば、楽に免状を貰うことができます。

  • ボイラー1級の試験合格
  • 2年以上の実務経験(取扱作業主任者の場合は1年以上)

1級ボイラー技士の免状は上記の2つが揃った時に取得することができますが、どっちが先でも問題ないです。先に試験だけ合格しておいて、実務経験を満たせるボイラーがある現場に異動して、2年経ったらすぐに免状を申請するのが効率が良くオススメです。

オススメの流れ

ボイラー2級の免状取得
まずは2級ボイラー技士に合格し免状を取得します。
できるだけ1級ボイラー技士を受験する
2級ボイラー技士を勉強した知識が定着した状態で1級を受験することにより、効率良く合格できる。(2級と1級は難易度はそこまで変わらない)
実務経験を満たしたらすぐに1級ボイラー技士の免状を申請
ビル管理の仕事をしていると、現場の異動などで実務経験を満たせるボイラーに出会う可能性は意外とあります。

 

こんな感じで、2級ボイラー技士に合格したあとすぐに1級を受験するのがオススメです。特に資格をたくさん取得したい方や効率を重視したい方は是非試してみてください。

1級ボイラー技士(ボイラー1級)を取得するメリット

次に1級ボイラー技士を取得するメリットについて少しご紹介したいと思います。

  • 持っている人が少ないので周りと差別化できる
  • 2級ボイラー技士より資格手当が増える

では、それぞれ見ていきます。

持っている人が少ないので周りと差別化できる

2級ボイラー技士に関しては、ビルメン4点セットと呼ばれるビル管理の代表的な資格なので、取得している人はめちゃくちゃ多いです。しかし、1級ボイラー技士となれば取得している人はかなり減ります。

もし、1級ボイラー技士を取得することができれば周りのビルメンと差別化することができます。資格が重要視されるビル管理の世界では、周りと被らない資格はかなり貴重です。

皆が持っている資格だけでは差別化するのは難しいですからね。

2級ボイラー技士より資格手当が増える

ビル管理会社の多くは資格手当を支給しています。資格を持っているだけで毎月の給料が上がるようになっているんです。

ボイラー2級と1級では資格手当の額に違いがあります。当然ランクが上の1級ボイラー技士の方が資格手当の額も増えます。ビル管理業界は資格を取得して給料を上げていくのが基本なので、1級ボイラー技士を取得する価値はお金の面から見ても十分にあります。

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最後に

本記事では、2級ボイラー技士を取得後すぐに1級ボイラー技士を受験するメリットについて解説してきました。

まとめるとこんな感じです。

  • ボイラー2級と1級の難易度はそこまで変わらないのですぐに対応できる
  • 期間を空けないで受験することにより効率が良い
  • 意外と実務経験を満たせる可能性がある

2級ボイラー技士の試験から期間を開けて受験する人も多いと思いますが、効率を重視したい方はすぐに1級を受験するのがオススメです。一から勉強し直す必要も無くなります。

1級ボイラー技士の試験合格はいつまでも有効なので、試験を先に受験することにデメリットは正直ないと思っています。実務経験を満たしたらサクッと1級ボイラー技士の免状を手に入れましょう!

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