皆さん、ネジザウルスという工具はご存知でしょうか?ネジ山が潰れてしまった(なめた)ネジでも取ることができる便利な工具です。
ビルメン(ビル管理)の仕事をしていると、ドライバーでは取れなくなってしまったネジと出会うこともしばしばあります。
本記事ではビルメンの現場でネジザウルスがあると便利な場面を僕の体験談も交えてご紹介したいと思います。
僕自身、ビルメンの現場で何回も助けられたので、持っていて重宝している工具です。
それでは、早速見ていきましょう!
ビルメンの現場でネジザウルスを持っていると重宝します
ビルメンの仕事には点検や修繕作業などがあるので、ネジやビスを外すのは日常茶飯事です。その為、山が潰れてしまったネジやドライバーでは外せないネジに出会うことは意外と多いんです。そんな時に重宝するのがネジザウルスです。
本来ならインパクトドライバーなどで強引にネジを取ったりするのですが、ネジザウルスがあればサクッと取ることが可能です。中々取れないネジでイライラすることも無くなるんです。
実際に僕がビルメン現場で体験した【ネジザウルスが重宝する場面】を2つほどご紹介したいと思います。
- ホテルの客室での修繕作業
- 外灯照明のカバー外し
それぞれ具体的に見ていきます。
ホテルの客室での修繕作業
ホテルの現場では客室の修繕作業もビルメンの仕事です。
・家具の修理
・網戸の交換
・シャワーの温調バルブの交換
などなど
こんな感じで客室の修理をおこなっていくのですが、結構な確率で固着してしまったネジと出会うことがあります。何年も外していなかったり、水回りで錆びてしまったりしているので、どうしても固着してしまうんですよね。
しかも、客室の修繕作業は時間制限があります。お客さんがチェックインする時間までには修理を終えないといけません。もたもたしているとホテル側から『まだ修理終わらないんですか?』とクレームが来ます。一応ビルメンも技術屋の端くれなので、『ネジが取れないから修理できません』なんて言えません。
そんな時に助けになってくれるのがネジザウルスです。修繕作業がめちゃくちゃ捗ります。大型ホテルになると客室の修繕作業だけで1日にかなりの数が来ます。一つのネジで、もたついている暇は正直ないんですよね。
ネジザウルスを持っているとサクッと次の作業に行けるのでかなり重宝しました。
外灯照明のカバー外し
ビルメンの定番の仕事が電球交換です。室内の電球交換なら問題ないですが、外灯関係は厄介なことも多いです。
外に設置している外灯は水が入らないようにカバーがネジで取り付けられています。このネジは雨の影響を受けるので結構な確率で固着してしまいます。固着してしまったネジを無理にドライバーで取ろうとするとネジ山がなめてしまいます。
外灯は基本的に夜しか点灯していません。夜に切れている外灯が見つかり、宿直明けで交換して帰るというパターンは良くあります。普通に交換するだけなら5分もかからない作業なので宿直明けで対応することも多いんです。サクッと終わらして帰ろうと思っている時に限って、なめたネジに当たるんです(笑)
こんな時でもネジザウルスがあれば対応出来ちゃいます。ネジが取れないことによる無意味な残業をする必要も無くなりました。
意外とネジザウルスが置いていない現場もあります
上記ではネジザウルスがビルメンの現場で役立つ場面をご紹介してきました。
基本的にビルメンが使う工具はその現場に置いてあります。大抵の現場は工具置き場があり、ドライバーから配管を切るパイプカッターまで様々な工具が完備してあります。
しかし、ネジザウルスって意外と置いてなかったりするんですよね。めちゃくちゃ便利なのに、マイナーな工具なのか理由は定かではないですが、現場に置いてないことも結構あります。
僕が勤務していたホテルの現場にも置いてなかったので、自分用に購入して使っていました。ネジが取れないでイライラすることも無くなったので、購入して良かったと思える工具ですね。ビル管理の仕事に就いてから今までいくつも工具を購入してきましたが、一番買って良かったと思える工具がネジザウルスです。それくらい助けられました。
最後に
本記事では、ビルメンの現場でネジザウルスがあると便利な場面を僕の体験談をもとにご紹介してきました。
いかがだったでしょうか?
ネジザウルスは日常的に使う工具ではありませんが、何かあった時に助けてくれる便利な工具です。ビル管理の現場によってはネジザウルスが置いてないところもあるので、ビルメンをやっている方は1本持っていて損はないと思います。いざという時に助かりますよ。
下記記事でネジザウルスの使い方を画像付きでレビューしているので良ければご覧ください。