ビルメン(設備管理)は、設備の点検や修繕がメインの仕事です。
一般的には、ビルメンは給料があまり良くないと言われることが多いです。実際に貯金ができるのか不安な方もいらしゃると思います。
本記事では、ビルメン(設備管理)で貯金をしていく為の貯金術について解説しています。
僕自身、ビル管理会社2社と複数の現場の経験があります。その実体験をもとに本記事を書いております。
こんな方にオススメの記事です。
- ビルメンテナンス・ビル管理業界に興味がある。
- ビルメンって貯金ができるのか知りたい。
- 貯金術や節約方法に興味がある。
上記に当てはまる方は是非、最後までご覧くださいませ。
ビルメン(設備管理)で貯金していく為の貯金術6選【節約も大切】
ビルメン(設備管理)で貯金をしていく為の貯金術は、下記の6つです。
- 資格を取得して給料を上げる
- 会社内で昇進や昇給をする
- 宿直明けの無駄な出費を抑えて節約する
- 待遇の良いビル管理会社に転職をする
- 副業をする
- 退職金があるビル管理会社に転職をする
それぞれ解説していきます。
資格を取得して給料を上げる
ビル管理・ビルメンテナンス業界では、該当の資格を取得していると、資格手当が支給される会社があります。
下記のように毎月の給料に上乗せして、支給されるケースが多いです。
資格手当の一例
- 第2種電気工事士: 毎月1,000円~2,000円
- 第3種電気主任技術者(電験): 毎月3,000円~10,000円
- 建築物環境衛生管理主任技術者(ビル管理士): 毎月2,000円~10,000円
電験やビル管理士など難易度が高い資格ですと、資格手当の金額が上がります。
資格をたくさん取得することで、給料全体の金額が上がるので、結果的に貯金に回すことができます。
ビル管理(設備管理)に必要な資格一覧|取得するオススメの順番とは
資格取得で報奨金が出る会社もある
会社によっては、資格を取得すると報奨金がもらえる場合があります。
資格報奨金の一例
- 建築物環境衛生管理主任技術者(ビル管理士): 10万円
- 第2種電気工事士: 1万円
上記のように該当する資格を取ると支給されるイメージです。
会社によって金額や条件は変わってきます。
報奨金はちょっとしたボーナスみたいなので、貯金したい人にとっては嬉しいです。
僕もビル管理士に合格した時に、報奨金を貰いました(^^)
【ビル管理士】がビル管理の資格の中でも最強にコスパが良い理由とは
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会社内で昇進や昇給をする
ビル管理会社によって変わりますが、人事制度が整っている会社では、昇進や昇給をすることが可能です。
昇進・昇給することで、下記のメリットがあります。
- 基本給のアップ
- 役職手当が付く
支給される給料が上がるので、結果的に手取りが増えて貯金に回すことができます。
宿直明けの無駄な出費を抑えて節約する
ビルメン(設備管理)の仕事は、建物を24時間体制で監視する為に、宿直勤務があります。
宿直勤務後は、明け休みとなり自由な時間となります。
宿直明けは勤務終わりの開放感もあり、ついつい散財してしまう傾向があるかと思います。
宿直明けで遊びに行ったり、同僚とご飯に行ったりとお金を使ってしまうケースが多いです。
月に何回も宿直があると意外と出費が嵩みます。
宿直や宿直明けで無駄な出費をしないように心掛けることで、貯金を増やすことができますね。
宿直勤務時は、最低限のお金しか持って行かないようにするのがオススメです。僕もこの方法でだいぶ節約できるようになりましたよ。
ビルメン(設備管理)の宿直はつらいのか徹底解説|宿直明けはどんな感じ?
待遇の良いビル管理会社に転職をする
待遇の良いビル管理会社に転職をするのも貯金額を増やす一つの方法です。
ビル管理・ビルメンテナンス業界は、会社によって待遇が大きく変わります。
系列系と呼ばれる親会社を持つビル管理会社は、待遇も良いケースが多いです。
また、福利厚生も整っていることが多く、出費を抑えることができます。
ビルメン(設備管理)で高給・高収入の転職先を探すなら系列系がオススメ
ビルメン(設備管理)の年収事情を解説【給料が安いって本当?】
副業をする
副業をして収入を上げていくことで貯金額を増やすことができます。
ビルメン(設備管理)の仕事は、宿直勤務がある関係上、自由に使える時間が割と多いです。
その時間を活用して副業をするのもオススメです。
- 宿直明けや休日にアルバイトをする
- YouTubeやメディア運営で広告収入を得る
- クラウドワークスなどで単発の仕事をする
上記のように色々な副業があります。自分に合ったものを選ぶのが良いかなと思います。
退職金があるビル管理会社に転職をする
貯金とは少しズレますが、退職金があるビル管理会社に転職するのも良いかと思います。
退職金制度として、会社が老後資金を作ってくれるので、自分で貯金をするのが苦手な人には特にオススメです。
退職金については退職金制度自体が無い場合もあるので、入社する前にしっかりと確認をしておくことが大切です。
退職金があるビル管理・ビルメンテナンス会社を選ぶメリット3選
本記事のまとめ
本記事では、ビルメン(設備管理)で貯金をしていく為の貯金術について解説してきました。
改めてまとめると、下記の通りです。
- 資格を取得して給料を上げる
- 会社内で昇進や昇給をする
- 宿直明けの無駄な出費を抑えて節約する
- 待遇の良いビル管理会社に転職をする
- 副業をする
- 退職金があるビル管理会社に転職をする
資格手当や昇給などで給料を上げつつ、宿直明けなどの無駄出費を抑えて節約をしていくのが良いかなと思います。
給料UPと節約の両方を意識すると貯金も増えていきます。
ある程度貯金が貯まってきたら、積み立てNISAやiDeCoなどで投資をしていくのも良いかなと思います。
本ブログでは、他にもビル管理・ビルメンテナンス業界についての記事を書いております。興味がある方は、是非ご覧ください。
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