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ビルメンの残業事情を徹底解説|ビル管理のワークライフバランス

ビルメンテナンス(略して、ビルメン)は中途入社も多いので、目指されている方もいらっしゃると思います。ビル管理、設備管理とも呼ばれますね。

本記事では、ビルメンの残業事情について解説しています。

こんな方にオススメの記事です

  • これからビルメンテナンス、ビル管理の仕事に転職予定
  • ビルメン目指してるけど、残業って多いのか気になる
  • 宿直や夜勤があるって聞くけど、ワークライフバランスは大丈夫か心配

僕自身、ビルメン歴は5年程で、ビル管理会社間でも転職をしています。その経験をもとに解説していますので、信憑性は高いかと思います。

ビルメンの残業事情について

ビルメン

ビルメンテナンス、ビル管理の仕事は、他の業種と比較して残業は少ない傾向にあります。

しかし、注意点として、配属される現場によっても多少変化はありです。

ビルメンは交代制なので残業は基本的に少ない

ビルメンの勤務体系はシフト制になっていて、複数人で交代しながら勤務するのが基本です。

建物を24時間管理するので、日勤や宿直などを交代でローテーションしていきます。

こんな感じで、ビルメンの現場は交代で回るので、残業は基本的に少ないです。

点検作業や修繕対応が終わらない時でも、交代して他の人に引き継ぐことができます。

  • 空調機の点検作業が残っていたとしても、次の日の日勤者に引き継いでやってもらう
  • テナントのクレーム対応(修繕対応)で作業が長引いたら、夜勤者に引き継いで対応してもらう

上記の感じで、業務を引き継いでいくことが多いですね。引き継いでやってもらうので、当然残業は発生しにくいです。

ビルメンの勤務体系については下記の記事で詳しくまとめています。

ビルメンは個人で仕事を持つことが少ない

上記で解説しましたように、ビルメンは交代制で勤務しているので、個人で仕事を持つことがあまり無いです。

その為、特定の人だけ激務になって残業すると言うのも少ないですね。 責任者クラスになると事務処理やオーナーとのやり取りもでてくるので、一般のビルメンと比べて残業は増える傾向にあります。

現場によって残業時間は変わる

こちらの【注意】現場によってはビル管理(設備管理)って全然 楽じゃないですよの記事で詳しく解説していますが、ビル管理の仕事は現場によって、仕事内容や大変さが大きく変わります。

配属される現場によっては、残業が多くなる可能性があります。

きつい現場と言われるホテル、病院、巡回は夜間作業も多いですし、残業が比較的多くなりがちです。 特に巡回は、複数の物件を管理する都合上、移動もあるので残業は多いですね。

関連記事:ビル管理(設備管理)の巡回と常駐の違いを徹底解説【画像付き】

反対に、楽な現場として有名なオフィスビルや大学(学校)などは、残業が少ない傾向にあります。残業時間が月に0と言うことも珍しくは無いです。

僕自身、ホテルとオフィスビルでビルメンの経験がありますが、ホテルの方が残業が多かったです。夜間作業がかなりあったので、宿直で仮眠時間を削って作業をすることもありました。(仮眠時間を削って作業した場合も残業になります)

ですが、残業が多いと言っても月に20時間を超えないくらいでした。他の業種と比べたら大したことはなかったですね。

ビル管理会社は残業時間に上限を設けてることも多い

ビル管理(ビルメンテナンス)会社では、月の残業時間に上限を設けているケースも多いです。 会社によって上限は変わりますが、月に20時間以下などと決められていたりします。

その上限を超えないようにシフト等を作っていくので、残業の多さはあまり心配いらないかなと思います。

大手の系列系だと生活残業が許されていることも…

僕自身、中堅の系列系ビル管理会社から比較的待遇の良い大手の系列系へ転職しました。

補足

ビル管理会社には大きく別けて、系列系と独立系の2種類の会社があります。

  • 系列系:親会社を持つビル管理会社のこと。安定しているので待遇も良く、休日数も多い
  • 独立系:親会社を持たないビル管理会社のこと。系列系と比べて、待遇が良くない

詳しくはこちら:ビル管理(ビルメンテナンス)業界の系列系と独立系の違いを徹底比較

系列系ビル管理会社の中でも大手になってくると、比較的余裕があるので、生活残業が黙認されてましたね。

先程も触れたように、月の残業の上限時間があるので、それを超えないように無駄に残業していました。

例えば、本来は日勤で出来る点検作業を宿直明けの人が無駄に残ってやる見たいな感じですね。

このように、勤めるビル管理会社によっても、残業は多少変わることがあります。

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ビルメンは残業手当以外にも手当が豊富

残業をすると、残業手当(時間外手当)として毎月の給料で支給されますよね。

ビルメンとして、ビル管理会社で働くと、残業手当以外にも複数の手当を貰うことができます。

例えば、宿直手当です。宿直手当とは、宿直勤務(24時間勤務)を1回するごとに貰える手当のことです。

他にも、

  • 役職手当
  • 深夜手当
  • 資格手当
  • 選任手当

など複数の手当があります。意外と貰えるものが多いので、毎月の給料に大きく関わってきます。

別記事で詳しくまとめていますので、興味がある方は是非ご覧くださいませ。

まとめ:ビルメンはワークライフバランスが実現しやすい

本記事では、ビルメンの残業事情について解説してきました。

改めてまとめるとこんな感じです。

  • ビルメンの残業は現場の種類によって多少変動する
  • 交代制で勤務するので、基本的に残業は少ない
  • ビル管理会社によっては月の残業時間に上限を設けている

ビルメンの残業時間は、現場によっても差があるので、残業0の現場もあれば、20時間程度残業がある現場もあります。この辺はどこに配属されるかの運要素も絡んできます。

しかし、基本的にビルメンは他の業種と比べたら、残業は少ない仕事と言えます。

宿直勤務があるので、休日にプラスして明け休みもあります。自由な時間はかなり多いです。ワークライフバランスは実現しやすい仕事かなと思います。

 

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