ビル管理(設備管理)の巡回と常駐の違いを徹底解説【画像付き】

ビル設備管理(ビルメンテナンス)には巡回と常駐の2つの勤務スタイルがあります。

同じビル管理の仕事ですが、この2つは全く別物と言っても過言ではありません。

本記事では巡回と常駐の違いについて解説していきたいと思います。

こんな方にオススメの記事です。

  • これからビル管理に転職しようとしている
  • どんな風に違いがあるのか興味がある
  • 巡回は激務って聞いたけど本当かどうか気になる

それでは両者の違いを具体的に見ていきましょう!

巡回と常駐の違いとは

巡回と常駐、両者ともビルを管理するという点では一緒です。違いはその数にあります。

巡回ビルメン

  • 複数の小規模ビルを巡回しながら管理する

常駐ビルメン

  • 大型のビルに常駐してそのビルだけを管理する

『なんだ数が違うだけか』と思った方もいると思いますが、この管理物件の数が違うことにより仕事のきつさや内容が大きく変わってきます。

巡回ビルメン

上記の画像は巡回ビルメンのイメージです。

1人で複数のビルを管理するのが巡回ビルメンです。

常駐ビルメンと違い、複数のビルを管理しなければいけないので、移動を伴うのが巡回ビルメンの大きな特徴です。車を使って巡回するのが基本なので運転免許も必須ですね。

24時間体制で監視が必要な大型のビルではなく、比較的小規模なビルを管理するのが巡回ビルメンです。

巡回ビルメンはきついの!?

一般的に巡回ビルメンはきついと言われてます。

理由としては主に4つあります。

  • 移動が面倒
  • 営業的な要素が増える
  • 常駐ビルメンと比べて残業が多い
  • 技術力が必要

具体的にきつい理由を見ていきます。

移動が面倒

巡回ビルメンは複数のビルを回らなければいけないので移動が大変です。定期的な巡回はまだ問題ないですが、何か異常やクレームがあった時は大変です。

片道1時間かけて蛍光灯だけ交換しにいくこともあります。巡回ビルメンも宿直勤務があるので、夜間でも緊急時は出動します。深夜に車での移動はきついです。

工具や機材を持ち運ぶ関係で巡回ビルメンは車移動が基本です。車の運転が好きな方は巡回ビルメンを楽と感じる人もいるようですが、そうでない方は苦痛に感じることも多いと思います。特にペーパードライバーの方は移動だけでかなりのストレスになりますね。

営業的な要素が増える

巡回ビルメンは常駐と比べて営業的な仕事が増えます。

自分の担当物件が振り分けられるので、ビルオーナーに報告書を提出したり、時には工事の提案などもしなければなりません。

常駐現場なら責任者がやるようなオーナーとの折衝もあったりします。しかも、それを複数のビルで行わなければならないので大変です。

設備的な不具合で専門業者に修理を依頼する時もオーナーへの報告、業者の立会い、テナントへの連絡全てをこなさなければなりません。

常駐ビルメンと比べて残業が多い

巡回ビルメンは常駐と比べて残業がどうしても多くなりがちです。

上記でも解説してきましたが、移動時間も多いですし、営業的な仕事も増えるからです。

管理物件ごとにオーナーは全く違うので、それぞれに点検報告書や月報も作成しなければいけないので事務仕事も多いです。

巡回→事務処理→巡回→事務処理とかなり忙しいです。

点検報告書の作成が終わらずに宿直明けで残業して事務処理をすることも珍しくありません。

毎日必ず定時で帰りたいという人は巡回ビルメンはあまりオススメできません。その代わりに残業代で稼げるというメリットもありますが…

技術力が必要

巡回ビルメンは1人で巡回をしながら点検や修繕対応をおこないます。(多くて2人程度)

その為、何か異常やトラブルが発生した時に自分の力で切り抜ける技術力が必要になります。分からない事があって助けを求めても、先輩が駆け付けるまで時間がかかりますからね。

ネットで取扱説明書を探して修理したり、先輩に電話をしてアドバイスを貰いながら対応したりと臨機応変に動くスキルも必要です。

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常駐ビルメン

常駐ビルメンは一つの建物に常駐して管理します。一つの建物を管理するので巡回ビルメンのように移動はありません。

常駐するくらいなので比較的規模の大きい建物を管理することが多いです。

超高層ビルや大型ホテルになると20人以上で管理することもあります。

24時間体制で建物を管理するのでシフトを組み、交代制で勤務をします。

常駐ビルメンは楽なの?

巡回と常駐を比較すると常駐ビルメンの方が楽です。

理由としては簡単で、巡回ビルメンのきついポイントが全く当てはまらないからです。

  • 移動が面倒
  • 営業的な要素が増える
  • 常駐ビルメンと比べて残業が多い
  • 技術力が必要

巡回ビルメンのきつい理由として上記の4つをあげましたが、このどれも常駐ビルメンに当てはまりません。

順番に見ていくと、

  • 移動が面倒:常駐ビルメンは一つのビルに常駐するので移動はないです。
  • 営業的な要素が増える:責任者クラスになると営業的な要素はありますが、下っ端のビルメンは作業をするのがメインなので、オーナーとの折衝なんてまずありません。
  • 常駐ビルメンと比べて残業が多い:複数人で交代して勤務するので残業はほとんどありません。
  • 技術力が必要:常駐の場合は技術力無くても余裕で勤まります。同じ現場にいる先輩ビルメンがすぐ助けに来てくれますし、複数人で対応できます。

こんな感じで巡回ビルメンのきついポイントが全く当てはまらないのが常駐ビルメンです。

楽がしたい人は常駐ビルメンに絞って求人を探すのがオススメです。

最後に

本記事では巡回と常駐ビルメンの違いについて解説してきました。

同じビル管理という仕事ですが、両者は全く違います。

特に理由がなければ常駐ビルメンがオススメです。巡回は離職率も高い傾向にありますからね。

僕も巡回に異動になる話がありましたが全力で断っています。

  • 車の運転が好き
  • 営業的な仕事をしたい
  • チームより個人で仕事がしたい

などの明確なこだわりがなく、楽な方が好きという方は無難に常駐ビルメンが良いと思います。

ビル管理の資格について知りたい方はこちら

ビル管理(設備管理)に必要な資格一覧|取得するオススメの順番とは

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