ビル設備管理(ビルメンテナンス)の仕事は点検や修繕対応などで、日常的に工具を使う場面があります。工具の中でも、一番使用する頻度が高いのがドライバーです。その為、自分専用にドライバーを持っている人も多いです。
本記事では、僕がビルメンになってから集めたドライバーを公開してみました。また、ドライバーを選ぶポイントについても解説しています。
こんな方にオススメの記事です。
- これからビル設備管理の仕事に転職予定
- ビルメンになったので、オススメのドライバーを探している
- どんな場面でドライバーを使っているのか知りたい
それでは、早速見ていきましょう!
僕がビルメンになってから集めたドライバー
上記が僕がビルメンになってから集めたドライバーです。
実際に一つずつ解説していきます。
一般的なドライバー
ビルメンになって初めて購入したのは一般的なドライバーです。
可もなく不可も無い感じですね。個人的にはプラスとマイナス2本持ち歩くのが面倒だったので、あんまり使わなかったです。
差替式のドライバー
個人的に愛用しているのが差替式ドライバーです。
差替式ドライバーは1本でプラスとマイナス両方使えるのが便利です。荷物を最小限に抑えることができるので、腰道具入れや工具箱の中がスッキリします。
また、いざ現場でドライバーを使おうと思ったら、マイナスしか持って来てなくて取りに帰るなんてことも無いです。
ホーザン(HOZAN)のドライバー
上記のドライバーはホーザンの電気工事士技能試験セットに付属していたドライバーです。
物はしっかりとしているので、普通に使いやすいですが、個人的には差替式のドライバーを使っているので、ほとんど出番がありません。
ホーザンの電気工事士技能試験セットにはドライバーの他にも、ウォーターポンププライヤーやペンチなど、ビル管理の実務で使える工具がたくさん入っています。
ビルメンを目指していて、第2種電気工事士の試験を受験予定の方はホーザンの電気工事士技能試験セットはかなりオススメです!試験合格後は実務でも使う場面ができるので、無駄になりませんよ。
小型のドライバー
小型のドライバーは持ち運びに便利なので、愛用しています。勤務中に懐中電灯と一緒に常に持ち歩いています。
建物内を巡回中にちょっとドライバーを使いたい場面ってよくあるんですよね。
ビルメンは作業着を着てるので、テナントさんから急に声を掛けられ、修理を頼まれることもあります。そんな時に小型のドライバーを持っていれば、軽佻な修理(ビスが緩んでただけ)くらいはできちゃうので便利です。
ベントアップヘッド型オフセットラチェットドライバー
上記のドライバーは薄型のドライバーなので、狭い作業をする時に便利です。
ビル管理には修繕対応(クレーム対応)と呼ばれるテナントの修理をする仕事があります。
関連記事:ビルメンの修繕対応ってどんなことをするの?【雑用も多いです】
場合によっては狭い場所での作業を余儀なくされることもあり、普通のドライバーが使えないこともあります。そんな時に薄型のドライバーがあると助かります。しかも、ラチェット式になっているので、片手しか入らない状況でもなんとかできます。
ホテルビルメンをやっていた時は客室の家具の修繕なんかもやっていたので、このタイプのドライバーはめちゃくちゃ重宝しましたね。
関連記事:きついと有名なホテルのビル管理の実態とは【本音で語ります】
精密ドライバー
上記は何本かセットで販売されている精密ドライバーです。
緊急用にメモ帳に挟んで常に持ち歩いています。先が細いので、クレーム対応時、急に小さいビスに当たっても心配いりません。
ビル設備管理(ビルメンテナンス)にはドライバーは必須なの?
ビル設備管理(ビルメンテナンス)の仕事では、ドライバーは必ず使用しますが、自分で購入する必要は無いです。ビル管理の現場には工具置き場があり、共用のドライバーもたくさんあります。基本的にその現場のドライバーを使えばOKです!
しかし、ドライバーはかなり頻繁に使うので、自分用のドライバーを持っている人が多いですね。特に忙しい現場ですと、工具置き場に工具を取りに行く時間すら勿体無いので、自分専用のドライバーを購入して常に持ち歩く人が大多数でしたね。使い慣れたドライバーの方が作業効率も上がります。
値段的にも高額な物では無いので、ビルメンになったら1本くらいは買っておいて損は無いと思います。電工の実技でも使いますしね。
どんなドライバーがオススメ?
基本的にドライバーは何でも良いと思います。自分の好みでOKです。
以下のポイントで好みが別れるので、自分に合っているのを選ぶのがオススメです。
- 一般的なドライバーor差替式ドライバー
- ラチェット式or普通のタイプ
一般的なドライバーor差替式ドライバー
一般的なドライバーはプラスとマイナスに別れているので、2本持ち運びしなければなりません。反対に差替式のドライバーは1本でプラスとマイナスを兼ねることができるので、持ち運びに便利です。
僕は差替式派です。
しかし、人によっては差替式はプラスとマイナスを変えるのが面倒と感じる場合もあります。
ラチェット式or普通のタイプ
ラチェット式は、手首の反復動作だけでビスの締め緩めをおこなうことができます。
長時間作業をやる時なんかは疲れにくいですし、オススメです。
個人的にはラチェット式は苦手なので、あんまり使わないです。ビルメンの現場内でも賛否が別れていますね。
サクッとビスを回したい方は、ラチェット式が良いのかなと思います。今のところ特にこだわりが無いという方は、普通のタイプでOKです!
電動ドライバーを使う人も中にはいる
中には自分用の電動ドライバーを持っているビルメンもいます。
さすがに電動ドライバーまでいくと、持っている人は少数派です。
たまに借りたりするのですが、めちゃくちゃ便利なのでいつか買って見たいと思っています。
最後に
本記事では、僕がビルメンになってから集めたドライバーを公開してきました。
いかがだったでしょうか?
ビル管理の仕事で一番使う工具は間違いなくドライバーです。購入は必須では無いですが、自分用に持っていても損は無いです。
慣れたドライバーの方が作業効率も上がるので、ビルメンを長くやっていこうと思っている方は1本くらいは購入して見ても良いかなと思います。
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