転職活動をおこなう上で、意外と苦労するのが履歴書や面接で質問される【自己PR】ですよね?ほぼ100%聞かれる内容ですので、準備は必須です。
本記事では、ビル設備管理やビルメンテナンス会社向けの自己PRの書き方と例文をご紹介しています。
また、僕が転職活動時に使用した自己PRも公開しています。
僕自身、未経験でビル管理業界に入り、その後大手の系列系ビル管理会社に転職もしていますので、
- 未経験時の自己PR
- ビル管理会社間でキャリアアップする時の自己PR
上記の2つの観点から解説しています。是非最後までご覧くださいませ。
【未経験編】ビル管理会社向けの自己PRの例文とポイント
まずは、未経験でビル管理会社の選考を受ける時の自己PRを見ていきます。
例文1
ビル管理の仕事に興味を持ち、2級ボイラー技士と第二種電気工事士の資格を取得しました。独学で勉強していたので、大変な部分もありましたが、無事に取得することができました。私の強みは目標を決めたらそれに向かって諦めずに頑張れることだと思っています。
これからもその強みを生かして、建築物環境衛生管理技術者などの資格にも挑戦していきたいです。
ビル管理の仕事は資格が重要視されるので、資格を取得している人は自己PRでアピールしていきましょう。また、今後受験予定の資格も織り交ぜておくと、意識の高さもアピールできるのでオススメです。
関連記事:【独特】ビル管理(設備管理)の世界では資格が重要視される3つの理由
例文2
前職では工場で製造の仕事をしていました。手先の器用さには自信があるので、ビル管理の点検や修繕対応に活かせると考えています。
また、労災が起きないように安全作業も心掛けていたので、ビル管理の仕事に就いても安全には配慮して作業をおこなっていきたいです。
ビル管理の仕事は多岐に渡るので、前職と関連性がある部分を見つけ出して自己PRに入れると書きやすいです。機械いじりや手先の器用さをアピールするのは鉄板です。
関連記事:人気のビル管理(設備管理)の仕事内容を【画像付き】で解説します
例文3
前職では営業職をやっておりましたので、コミュニケーション能力や交渉力には自信があります。ビル管理の仕事では、設備の保守以外にもテナントの方やお客様とのコミュニケーションが必要な場面があるので、私の営業職としての経験は活かせると考えています。
建物を利用するお客様が快適に過ごせるようにビル管理をしていきたいです。
ビル管理の主な業務は設備の点検や保守ですが、テナント対応なども時にはおこないます。その為、コミュニケーション能力が高いことをアピールするのも有効です。営業職や販売職の経験がある方は活かしていきましょう。
関連記事:ビルメンってコミュニケーション能力は必要なの?【本音で語ります】
例文4
私は注意深い性格で冷静な判断が得意です。設備管理の仕事では、五感を使って異常が無いか判断していくことが大切なので、私の強みが活かせると考えています。
設備管理の仕事では、ミスは人命に関わることもあるので注意深く慎重に作業をすることを常に考えて業務にあたります。
例文4は自分の性格を自己PRに入れたパターンです。
- 心配症
- 注意深く慎重
- 観察力がある
上記のような性格は設備の点検や保守に活かせますね。
僕が実際に答えた自己PR
私の強みは、目標を決めたら地道にコツコツと頑張れることだと思っています。以前警備関係の仕事をしていた時もコツコツと勉強して、業務に関係のある自衛消防技術認定を取得しました。
今後も目標を決めて、ビル管理に必要な資格を取得していきたいと考えています。今は危険物取扱者乙種4類の勉強をしています。
ビル管理の仕事は未経験ですが、地道にコツコツと頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。
僕が未経験の時はこんな感じで、自己PRを答えていました。やっぱりビル管理の世界は資格です。
関連記事:ビル管理に必要な資格一覧|取得するオススメの順番とは
【経験者編】ビル管理会社間でキャリアアップする際の自己PRの例文とポイント
次は、ビル管理会社間でキャリアアップする際の自己PRを見ていきます。
例文1
前職ではオフィスビルで5年ほど設備管理をしておりました。主任として点検業務をまかされていたので、後輩の指導やマニュアル作成などをおこなっていました。設備管理の仕事は一つのミスが大事故に繋がる可能性もあるので、作業内容をマニュアル化してミスが起きないように心掛けていました。
御社に入社しても、安全に配慮した設備管理をおこなっていきたいと考えています。
例文2
私は前職のビル管理会社では商業施設で勤務していました。消防設備を担当しており、消防設備会社とのやり取りもおこなっていました。消防設備点検の際のテナントへの連絡や日程調整なども全て私が担当しておりました。消防設備の知識には自信があります。
僕が実際に答えた自己PR
前職のビル管理会社ではホテルの設備管理をしていました。設備管理の実務と並行しながら資格取得にも力を入れて取り組み、建築物環境衛生管理主任技術者などの資格を取得することができました。
私の強みは、目標を決めたら地道にコツコツと頑張れることだと思っています。これからも計画的に資格取得に励んで行きたいと思います。
僕が大手のビル管理会社へ転職する際の自己PRはこんな感じです。やっぱり建築物環境衛生管理主任技術者【ビル管理士】はアピールにはめちゃくちゃ使えますね!
関連記事:ビル管理士(建築物環境衛生管理技術者)とはどんな資格?独学での勉強時間と方法
求人票の求めている人材は必ずチェックしよう
ビル管理会社の求人票に記載されている【求めている人材】は、自己PRを考える前に必ずチェックしましょう。
- 接客業の経験も活かしたい方
- もっと大規模なビルで働きたい方
- コツコツと安定して働きたい方
- 入社後は継続して資格の勉強ができる方
こんな感じで、求めている人材が求人票に書かれているので、それに合わせて自己PRを書いていけばOKです。
自身がない方は転職エージェントに添削して貰うのがオススメ
自己PRは書き終わったけど、いまいち自身が無いという方は転職エージェントに相談するのがオススメです。
転職エージェントは求人の紹介以外にも履歴書や職務経歴書の添削もおこなってくれます。自己PRについてももちろん相談可能です。
転職のプロに相談することで、自分では気付いていないアピールポイントを引き出して貰える可能性もありますよ!
- 選考を受けるビル管理会社がどういった人材を求めているのか
- 過去に内定を貰った人の共通点
上記の様な役立つ情報も教えてくれるので、自己PRに困って身動きが取れないという方は相談してみると、悩みが解消されると思います。僕も大手の系列系ビル管理会社に転職する際は転職エージェントを利用しました。
転職エージェントに興味がある方は下記記事をご覧ください。
志望動機や面接対策についても知りたい方へ
自己PRと合わせて、面接対策や志望動機の書き方についても知りたい方は多いと思います。
他記事でまとめていますので、是非ご覧ください。
志望動機の例文や書き方を知りたい方向け記事
面接対策をしたい方向け記事
最後に
本記事では、ビル管理(ビルメンテナンス)会社向けの自己PRの例文と書き方について解説してきました。
自己PRは履歴書に記載しますし面接でも高確率で質問されるので、しっかりと準備しておくことが大切です。
考えるのは面倒ですが、一度考えてしまえば、他のビル管理会社でも使いまわしができるので、少しだけ頑張りましょう。