ビル設備管理(ビルメンテナンス)は、中途入社の方も多い仕事です。異業種からの転職や職業訓練校を経て入社するなど、様々なケースがありますね。
転職理由の中には、
- 高齢になっても雇ってもらえる
- 定年後も働ける
- 一生できる仕事なので、安定している
など、長期に渡って仕事ができると言う点が多いです。
本記事では、ビル管理(設備管理)の仕事は、定年後でもできるのかと言うテーマについて解説しています。
こんな方におすすめの記事です
- これからビル設備管理(ビルメンテナンス)の仕事に転職予定
- 将来的に定年後も働きたいと考えている
- 今からビルメンになって何歳まで働けるのか気になる
ビル設備管理(ビルメンテナンス)って定年後も働けるのか?
結論として、ビル管理の仕事は定年後もできます。
僕自身、ビル管理歴は5年ほどですが、定年後もそのまま会社に残って働いている方を実際に見てきました。
70代でも働いている方はいる
定年後もビル管理の仕事を続けて、70代でもバリバリ仕事をしている方は普通にいましたね。
会社の人事部の話だと、70代後半になっても、ビル管理(設備管理)の仕事を続けている人はいるそうです。
何歳まで働けるかはビル管理会社によって違う
定年後、働くことができる年数は、会社の考え方によっても変わってきます。
- 60歳の定年後、70歳までは働ける
- 定年後、65歳まで再雇用制度がある
- 70歳以降でも体力的に仕事が可能なら働ける
上記の感じで、ビル管理会社によっても違いがあったりします。
今後は、定年年齢の引き上げが予想されるので、働ける年齢はもっと伸びていくと予想できます。
定年後は給料は下がるので注意が必要
定年すると一旦退職金などを清算して、再雇用となるケースがほとんどです。
その際、正社員として再雇用されるのでは無く、嘱託社員や契約社員として雇用されることが多いです。
その為、ボーナスが無くなったり、給料も以前と比べて下がってしまうというデメリットもあります。
仕事内容はほとんど変わらないのに、給料だけ下がるので、不満を持っている人もいましたね。
今後、定年の年齢が引き上げられるなどの可能性はありますが、今の段階では、給料ダウンは避けられないのが現状ですね。
定年後、体力的にビル設備管理(ビルメンテナンス)はできるのか?
こちらの【注意】現場によってはビル管理って全然 楽じゃないですよの記事でも解説していますが、ビル設備管理(ビルメンテナンス)は現場によって、仕事のきつさやボリュームが変わってきます。
超高層ビルや大型ホテルなどは、体力的にかなりきついことがあるのも事実です。
年齢を配慮してくれることが多い
定年を迎えた方が、上記で触れた超高層ビルや大型ホテルなどのきつい現場で勤務することはほとんどありません。年齢や体力的な部分は配慮してくれます。
ビル管理(ビルメンテナンス)会社は複数のビルを管理しているので、色々な現場を持っています。
比較的規模の小さいオフィスビルなど、体力的に負荷がかからない現場に異動するケースが多いですね。
また、きつい現場だったとしても、宿直(24時間勤務)はやらずに、【日勤のみ】の勤務にしてくれるなどの配慮もあったりします。
関連記事:【24時間勤務】ビル管理(設備管理)の1日の流れについて|夜勤は宿命
定年された方向けの求人も結構ある
定年された方向けのビル設備管理(ビルメンテナンス)の求人は結構多いです。
実際に、求人サイトで検索してもすぐに見つかります。
- 定年退職後のシニアスタッフも多数活躍しています
- 全くの未経験から始めたシニア層の方が在籍中
- 最高75歳まで雇用可!
上記の感じで、定年された方向けの求人はあります。
ビル管理の経験がある方や関連する資格を持っている方なら、かなり有利に仕事を選べると思います。
また、未経験で応募できる求人もあったりするので、定年後のセカンドキャリアでビル管理業界に飛び込むことも可能です。
最後に
本記事では、ビル設備管理(ビルメンテナンス)の仕事は、定年後でもできるのかと言うテーマについて解説してきました。
まとめるとこんな感じです。
- ビル管理の仕事は、定年後も可能
- 何歳まで働けるかはビル管理会社によって違う
- 70歳を超えても働ける会社はある
- 定年された方向けの求人も結構多い
ビル管理の仕事は、定年後でも可能です。会社によっては、70歳以上でも働くことができます。
今後、AI化や自動化などで多少の変化はあるとは思いますが、現状では高齢になっても仕事ができるので、長期的に見て安定していると言えますね。
ビル管理に関する資格を持っていれば、求人に応募しやすくなるので、取得しておくのがオススメです。
ビル管理の資格について知りたい方向けリンク