ビルメン(設備管理)は、設備の点検や保守など技術的な仕事です。
しかし、設備に関わる仕事だけやっていれば良いと言う訳ではありません。テナントやオーナーからの雑用のような仕事もやらなければならないんです。
本記事では、ビルメン(設備管理)には【雑用】に耐える能力が求められる件について解説しています。
こんな方にオススメの記事です。
- これからビル管理・ビルメンテナンス業界に転職しようと考えている
- ビルメンにはどんな能力が求められるか知りたい
- 雑用って具体的にどんなことをするのか興味がある
ビルメン(設備管理)は【雑用】に耐える能力が求められる件について
ビルメン(設備管理)には【雑用】に耐える能力が求められます。
修繕対応と呼ばれる業務がビルメンにはあるのですが、雑用のような仕事も多いからですね。
ビルメンの修繕対応は雑用が多い
こちらの人気のビル管理(設備管理)の仕事内容を【画像付き】で解説しますの記事で詳しく解説していますが、ビルメンの仕事内容は以下の通りです。
- 日常巡回
- 点検
- 立会い
- 監視盤(CRT)
- 修繕対応(クレーム対応)
修繕対応とは、電球交換や空調対応などテナントからの修理依頼に対応していく業務のことです。
現場によっても変わりますが、雑用のような無茶な依頼が来ることも日常茶飯事です。
ビルメンにはこんな雑用がある【実列を公開】
実際に僕が経験したビルメン(設備管理)の雑用の例をご紹介します。
- 草が生い茂ってきたから、草むしりしておいて
- レストラン内の障子が黄ばんできたから、全部張り直して
- 敷地内の木の根っこが伸びて、舗装が歪んで来た → 木の根っこ切っておいて
- 厨房機器の配管が油汚れで真っ黒 → 夜間の間に綺麗に掃除しておいて
- 敷地内の不法駐輪者を毎日カウントしておいて
- 天井や棚の上など、高い箇所の掃除を夜間にやっておいて
具体的には、上記の感じです。
言葉で表現すると大したことが無いように見えますが、意外と大変なことも多いです。
ホテルの現場なんかは、夜間に仮眠時間を削りながら雑用をすることもありましたね。
本来であれば、ビルメンの仕事に含まれないものでもテナントやオーナーから依頼されると断りにくいのが現状です。現場の責任者がOKと言ってしまえば、やらざるを得ません。
こんな感じで、ビルメン(設備管理)には雑用は付き物です。雑用に耐える能力はマジで求められます。
現場によって雑用の量は変わる
どの現場にも大抵雑用はありますが、量は違います。
激務現場と言われるホテルや商業施設はやっぱり雑用は多いです。
反対にオフィスビルなど特定の人しか利用しない建物は雑用が少ない傾向にあります。
雑用に耐えれない人はビルメンを辞めていくことも・・・
上記で解説してきましたが、ビルメン(設備管理)には雑用は付き物です。
その為、雑用に耐えられない人はビルメンを辞めていくパターンも多いです。
設備の点検だけをやりたい人は雑用に耐えれず辞めていく
ビルメン(設備管理)の仕事を目指す人の中には、設備のみに関わりたいと考える人がいます。
- 専門学校で電気について学んだから電気設備の点検だけをしたい
- 職業訓練でビル設備について学んだからボイラーや冷凍機を取扱いたい
上記のような方が、雑用をやらされると辞めていくパターンが多いです。
- 『思っていた仕事と違っていた…』
- 『もっと技術的な仕事をしたい…』
と言った理由で辞めがちです。
雑用を何も思わないでやる人の方がビルメンに向いている
ビルメン(設備管理)には雑用は付き物なので、雑用を何も思わないでやる人の方が向いています。
『言われた雑用をこなしているだけで勤務時間が終わったラッキー』くらいの気持ちで臨んだ方が楽かなと思います。
最後に
本記事では、ビルメン(設備管理)には【雑用】に耐える能力が求められる件について解説してきました。
ビルメンには雑用は付き物なので、雑用に耐える能力は必須です。
設備の点検や保守など技術的なことだけをやりたいと考える人は、不満に思うことも多いかと思います。
雑用を何も思わないでやる人の方が向いている仕事ではありますね。
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