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ボイラー実技講習の内容とは【服装や持ち物は指定あるの?】

2級ボイラー技士(ボイラー2級)の免許を取得する為に必要になってくるのがボイラー実技講習です。

ボイラー実技講習を受講しないと2級ボイラー技士の免許は取得することができません。(取り扱い経験がある人は実技講習を受けなくても良い場合あり)

本記事ではそんなボイラー実技講習についてまとめています。

こんな方にオススメの記事です。

  • これからボイラー2級の資格に挑戦しようとしている
  • ボイラー実技講習とは何か知りたい
  • 服装や持ち物って指定があるのか事前に知りたい

それでは早速見ていきましょう。

ボイラー実技講習とは

2級ボイラー技士の免許を取得するには以下の2つが必要です。

  • 筆記試験に合格
  • ボイラー取り扱いの実務経験

しかし、ほとんどの方がボイラー取り扱いの実務経験がないと思います。その実務経験の代わりとなるのがボイラー実技講習です。

ボイラー実技講習を受講すれば実務経験として扱ってくれるので、2級ボイラー技士の免許を取得することができるようになります。

  • 筆記試験に合格
  • ボイラー実技講習を受講

この2つでもOKということです。

筆記試験とボイラー実技講習はどちらが先でも問題ないです。ですが、特に理由がなければ実技講習から受講することをオススメします。

関連記事:ボイラー実技講習を受けてから2級ボイラー技士の試験に臨むべき3つの理由

ボイラー実技講習の概要

  • 日程:学科2日、実習1日、計3日間
  • 時間:9:00~17:00
  • 場所:各都道府県のボイラー協会
  • 費用: 約20,000円(各都道府県にて若干違いがあります)+テキスト代

ボイラー実技講習の概要はこんな感じです。

学科2日と実習1日と意外と盛りだくさんです。各都道府県のボイラー協会が実施しており、受講料に若干の違いがあります。受講料とは別にテキストも購入しないといけません。

費用は約20,000円です。ビルメン会社に既に勤めている場合は、会社が負担してくれることがあるので確認しておくことをオススメします。

僕も全額会社持ちで講習に参加しました。

土日もやっているの?

基本的にボイラー実技講習は平日がメインです。

都道府県によっては土日月のように土日を引っ掛けて実施してくれることもありますが、かなり稀です。

講習時間も8時間と目一杯ある上に、期間が3日間となると在職中の方は中々参加しにくいですが、有給休暇などを利用して参加する方も多いようです。

ビル管理会社に勤めていると、シフト制の勤務なので参加しやすいですね。

ボイラー実技講習の内容

ボイラー実技講習は学科と実習に別れています。

それぞれに別けて見ていきます。

学科

ボイラー実技講習の学科は2日間あり、基本的に机に座って講師の話を聞くだけです。眠くなるやつです。

しかし、眠っていると起こされます。ひどい場合には実技講習を受講したことにならない処置をされるようです。当然と言えば当然ですよね?実務経験の代わりに受講している訳ですから。同様に遅刻や欠席も認められませんので注意しましょう。

講義の内容は購入したテキストを中心におこなわれます。

実際に使ったテキストです。ボイラー図鑑は写真がたくさんあるのでイメージがしやすいです。

学科講習では2級ボイラー技士の試験内容についても触れてくれます。

講師の方が『ここは良く出題されるよ!』とアドバイスをくれるので試験をまだ受けていない人は結構勉強になります。

既に試験に合格している人は正直退屈な時間です。

途中で休憩を挟みながらですが、8時間近いので結構ハードです。

実習

2日間の学科が終わったら最終日は実習です。

実際にボイラーを見ながら講義を受けます。講義を受けながら簡単な点検や作業もおこないます。

  • 水面計の清掃
  • 缶低ブロー
  • バルブの操作

この辺りのボイラーの取り扱いに必要な実務を実際に体験することができます。机上ではなく、実物に触れることができるので結構勉強になります。

学科と違って時間もあっという間に感じます。この実習を無事終了すると修了証を貰うことができます。

筆記試験の合格証とこの終了証の2つが揃うと2級ボイラー技士の免許が貰えます。意外と長い道のりです。

実習場所は色々ある!?

受講する各都道府県のボイラー協会によって実習場所が変わってきます。

近くの工場などに出向き、本物のボイラーで実習するところもあれば、ボイラー協会に実習用の簡易的ボイラーが設置されていて、それで実習をおこなうところもあります。

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服装や持ち物は指定あるの?

ボイラー実技講習に必要な持ち物は筆記用具とテキストくらいです。

テキストが実技講習時に配布されるところでしたら筆記用具だけ持って行けばOKです。

学科は服装も特に気にする必要はありません。私服でOKです!

しかし、実習の時は動きやすく汚れても良い服装で行くことをオススメします。実際にボイラーの上部に上ったり、簡単な点検作業もおこなうので動きにくい服装は避けましょう。

スニーカーにジーンズなどが無難かと思います。間違っても短パンにサンダルなんかは止めましょう。

実習が終了すると、終了証を貰うのでファイルと大きめの鞄があると綺麗に持ち帰ることができます。

最後に

本記事ではボイラー実技講習の内容について解説してきました。

3日間と長い講習ですが、2級ボイラー技士を取得するためには必須な講習ですので頑張って参加しましょう。

2級ボイラー技士の試験をまだ受けていない人にとっては勉強もできるので一石二鳥だったりします。

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