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ボイラー実技講習を受けてから2級ボイラー技士の試験に臨むべき3つの理由

2級ボイラー技士(ボイラー2級)の資格を取得するためには【ボイラー実技講習】と【2級ボイラーの筆記試験の合格】の両方が必要です。

どちらが先でも問題ない為、実技講習か筆記試験どちらから取り組むか迷ってしまう人もいるかと思います。

結論から申し上げますと、ボイラー実技講習受けてから2級ボイラー技士の試験に臨むべきです。本記事ではその理由について解説しています。

これから2級ボイラー技士を受験予定の方は是非最後までご覧くださいませ。

ボイラー実技講習を先に受講すべき3つ理由

 

2級ボイラー技士の試験の前にボイラー実技講習を受講すべき理由は以下の3つです。

ちなみに僕自身は諸事情により筆記試験から受験しました。その体験から絶対にボイラー実技講習を先に受けた方が得だと確信しました。

※諸事情というのは記事の後半でお話しします。

  1. 購入したテキストを試験に活かすことができる
  2. 実技講習で試験対策ができる
  3. ボイラーの実物を見てから試験勉強した方がイメージしやすい

それぞれ具体的に見ていきます。

購入したテキストを試験に活かすことができる

ボイラー実技講習を受講する時には必ず指定のテキストを購入しなければなりません。既に試験合格している人、まだ試験を受けていない人関係なく、実技講習を受ける人全員です。

実技講習を受講した時に購入したテキストがこちら。

上記の画像のように2冊の購入を指定されました。ボイラー実技講習は学科と実習があるのですが、学科はこのテキストを中心に進めていきます。

2級ボイラー技士の試験をまだ受験していない人はこのテキストも試験勉強に活かすことができます。ボイラー図鑑は画像が多くてイメージしやすいですし、それなりに使えるテキストです。

しかし、既に試験に合格してしまっている人はこのテキストを購入しても活かせる場面がもう無いんですよね。せっかくお金を出すなら2級ボイラー技士の試験前に実技講習を受けてテキストを手に入れた方が効率が良いです。

実技講習で試験対策ができる

ボイラー実技講習は学科が2日間、実習が1日の計3日間あります。1日8時間程度やるのでかなりボリュームが講習です。

学科の2日間ではみっちり8時間の講義を受けます。この講義の中で2級ボイラー技士に良く出題される問題を講師の方がアドバイスしてくれます。

『ここ良く試験に出ますよ』、『このページは特に重要です』と言った具合に色々と試験について教えてくれます。このアドバイスを聞いた時に、ボイラー実技講習は筆記試験の前に受講した方が絶対得だろと確信しました。実技講習に参加するだけで試験対策ができてしまう訳ですから絶対得ですよね。

既に試験合格している人はこのアドバイスは何の意味もないですからね。『ああーもう受かってますよー』なんて心の中で愚痴りながら聞いていました。

ボイラーの実物を見てから試験勉強した方がイメージしやすい

ボイラー実技講習の3日目は実習なので,実物のボイラーを見ることができます。

実物のボイラーを使って説明してくれるので一気に理解が深まります。実際に点検や作業もやらせて貰えますし、バルブ等も手に取って触ることもできます。

机上での勉強だけだと分かりにくいことも、実物を見ることで理解しやすくなりますよね。当然、2級ボイラー技士の試験勉強にも活かすことができます。

2級ボイラー技士の試験は基本的には過去問の反復で合格できる試験ですが、実物を見ているのと見ていないのとでは理解のペースに差が出てきます。

どう考えても実物のボイラーを見ている人の方が効率的に勉強できます。

僕は試験から先に受けました・・・

上記ではボイラー実技講習を受けてから2級ボイラー試験に臨むべき理由について解説してきました。

しかし、僕は試験から先に受けました。その理由は、試験を受けた時は既にビルメンの仕事をしていたのですが、その時の所長がとてもスパルタの人でした。

冬香

2級ボイラー技士を取得したいので実技講習を受講したいです。

と所長に相談したところ・・・

試験先に受けて来い!受かったら行かせてあげる。

スパルタ所長

こんな感じで試験に合格しないと実技講習は受講させて貰えませんでした。

無事に2級ボイラー技士の試験に一発で合格できたので、合格後はすんなり実技講習に行かせて貰えました。

ボイラー実技講習は試験の前に受講した方が遥かに効率が良いのですが、僕のように試験を先に受けなければならない状況にいる方もいるかもしれません。

でも安心してください!試験が先でもボイラー2級はそこまで難しい試験ではないので心配はいりません。実技講習を先に受けた人よりは効率は悪くなりますが、合格できないということは決してないので。

最後に

本記事ではボイラー実技講習を受けてから2級ボイラー技士の試験に臨むべき理由を3つに分けて解説してきました。

もう一度まとめるとこんな感じです。

  • 購入したテキストを試験に活かすことができる
  • 実技講習で試験対策ができる
  • ボイラーの実物を見てから試験勉強した方がイメージしやすい

ボイラー実技講習を先に受けることにデメリットは一切なく、上記のようなメリットしかありません。

特に理由や諸事情(僕みたいなスパルタ所長に当たってしまった)がなければ無難にボイラー実技講習から受講するのがオススメです。

ボイラーの実技講習に興味がある方は下記記事もご覧くださいませ。

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